イミグレ

2003年1月24日
結構恐怖を与える政策の上で
重要なのは現物を見せるという事だ。
規定の文字数内で書いた記事なんて
幾ら見て「あ〜大変だな」と思っても
実感が湧かないのである。
ニュースもそういう所は一緒だと思う。
この頃ブッシュの少し興奮した顔が
映画の中のそれと変わりなく見えてきた。

さて、今日イミグレーションオフィス
日本語にするなら移民官庁(?)
という場所に行って来た。
移民してるわけじゃないんだけどね。
そこに飾ってあった三台の綺麗な車。
刑が全て細かく書いて有りました。
懲役何年、罰金何ドルとか。
ちょいびびった。
皆見ていくんだよねそういうのは。
そうすると本当に犯罪が減るのか?
は分りませんけど
そういう決断を自分がもし迫られた時に
抑制する理由の一つにはなるかな、と。
これから起こる犯罪ではなく
起こるかもしれない犯罪を防ぐには
こういう方法がやっぱり良いのかも。

綺麗な車ではなく所々割れていたりしたら
それももっと説得力あったろうね。
流石に本人を縛り付ける事もならないし
死体を放置する事も出来ないけどさ。
あーついでに自分は処刑というものに反対です。
殺す事に意義はありません。
復讐や誰かを「的」にしなきゃいけないなら
そう言った上で殺せば良いのに
「犯罪を犯しそれを償うために」
という弁論は止めて欲しい。
法律を勉強した事はほんの少し
齧ったくらいしかないが
処刑の重さとか意味とかを語るつもりは
余りない。
人を殺したのだから
そいつを殺したきゃ殺せばいいのである。
法の基において「公平に裁かれた」
とかうんぬん言わずに
「被害者がさぁ殺してやりたいっていうから
懲役80年やる代わりに死刑ね」
とか言えばいいじゃん。
言ったら言ったで怒るけどさ(笑)
それ位の真摯さを持たずに
なぜ裁判官を務めるのだろう。
ま、仕事だけどねあれも。

とか下らない事を順番待ちのときに考えた。
学校の先生にそう言ったら
呆れられるかもしれない。
真摯な態度では統制はとれない事もあるのだ。
だから?ってわけじゃないけど
読んだ本では人を殺した事に悩む奴が居たり
罪と罰とかその典型だけど
国は人ではない。
ただ一つの統制をとるための
そこに属するためのシステムなのだぁ。
多分ね。

滞在期間は14日間。
延長を頼んだら書類を預けるだけで
1ヶ月間猶予期間を与えられる
その間に書類審査。
料金を払う時はその国で流行っている
カードが奨励され(クレジットではなく)
カフェテリアでは人気の無いメニューを消し
(でもでかでかと写真が載ってる)
建物は無駄に優雅で
そんな物がこの国というシステムを
象徴するのかぁ〜と
ぼやっと今思う。

でもやっぱり人。
カフェテリアで読書しながら
下げなかった自分の皿を
横から片付けてくれる親切なそこで働くおじさん
他では見られない明るい表情で
「sorry」と言ってさげてくれた。
謝るのはこっちなのにねぇ。

何が言いたいのかって?
王妃の館読み終わりました。
イミグレで待たされたおかげで。
ついでに映画に連行されました。
贅沢するのここに居る間だけだし。
一回500円なら安いかと。

そしてこのページ
一回に何個分表示するんだろ?
結構書いてるつもりなんだけどなぁ
最初という事もあって

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